話題の中鎖脂肪酸…知っていますか⁉
今年はコロナ禍で自宅にいる時間が多くなり外出が少ないため、季節感なく月日が経ちます。楽しみと言えば、食べること…という方が多いのではないでしょうか。
さらに食欲の秋でもあります。
「コロナ太り」という言葉も耳にしますが、摂取量が増えて消費量(代謝や運動)が減れば
間違いなく体重は増えます。
そこで、食生活に「中鎖脂肪酸」を加えてみませんか?
生活習慣病の背景には、食べる量だけでなく、食べる内容にも大きく関係します。
身体を構成するために必要な五大栄養素、「糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル」があります。
しかし、自宅での食事が増えると作る手間がかかるので、冷凍食品やデリバリーの食事を利用しがちに。カロリーが高く身体に必要なビタミンやミネラルが不足する場合があります。
中でも炭水化物を多く食べる方は、エネルギーとして使用されないと脂肪として蓄積されるので要注意です。
脂質と聞くと身体に良くないイメージをもつ方もいますが、大事なエネルギー源でもあります。細胞やホルモンの構成や、内臓の保護、乾燥を防ぐなどに必要で身体の中で重要な役割をもちます。
脂肪の主成分には脂肪酸といわれるものがあります。とくに、低い温度で溶ける不飽和脂肪酸が注目されがちですが、飽和脂肪酸にも必要なものがあります。
※参考リンクhttp://babajin.hatenablog.com/entry/2016/10/28/123210
飽和脂肪酸は、長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸に分けられます。
短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べてエネルギーになりやすく、脂肪として蓄積されにくいのが特徴です。
今回注目の中鎖脂肪酸は、ココナッツオイルや母乳に多く含まれる天然の成分です。
市販ではMCTオイルやココナッツオイルという名前で商品がたくさん発売されています。コーヒーやお味噌汁などの液体と混ぜたり、ヨーグルトやサラダにかけるなど多用途です。
しかも無味無臭のため、味を一切邪魔しません。
食欲の秋でもあり、乾燥の秋でもあるので、食事に良質な油を加えてみませんか?