仁生堂薬局のはてなぶろぐ

日々の健康管理のはてなに答える

フィトケミカルってご存知ですか?

「桜が咲いた…と思ったら満開の時期も過ぎ葉桜になってきました。

暖かい日が続き、日中はTシャツで歩く方も度々見かけます (^^)/

 

季節は私達の健康状態に大きく関係しています。

今の時期は、どんなことを意識して過ごせばいいのでしょうか。

 

仁生堂では、東洋医学の考え方に基づき養生や生活習慣についてアドバイスをさせていただいております。その中でも自然界を5つの要素に分けた五行色体表を用いてご説明します。今回はその中でも影響する食事について考えてみたいと思います。」


フィトケミカル…聞いたことのない言葉です!

食事について見直そうと思い、食べたものを記録するアプリを導入したばかりでした。

毎日記録してみるだけでも、意識が変わりますよね♪

仁生堂さんのアドバイスを参考に、新しい季節を健康的に楽しんでいきましょう♫


「食事についてといっても、・食べる時間・食べる量・食べる回数・何を食べるか…など様々なことが関係してきます。

春は、青色(緑色)の食べ物や酢っぱい食べ物がオススメです。

青色(緑色)では、アスパラガス、きゅうり、さやえんどうなどこの時期、野菜の種類は豊富にあります。酸っぱい食べ物ではレモンや梅はどうでしょうか。果物ではイチゴもおいしい時期ですね。

今は、食べたいものをネットで探し、美味しい店や人気店もすぐにリサーチできてとても便利な一方、好きなものばかり選んで食べていると食事の偏りに気がつきません。そこで、今回は「フィトケミカル」に注目してみたいと思います。

5大栄養素に加えた7大栄養素と言われるフィトケミカルとは、植物や果物が作り出す色素、香り、辛み、苦み、渋みなど多様な働きをする化学成分です。その中でも、よく耳にするポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化物質が健康に良いと注目されています。主な理由は、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素から身を守る働きがあるためです。ストレスをためると活性酸素が発生しやすいので、当てはまる方は要注意です。

さらに癌、認知症、血管の老化にも活性酸素が関わっており、抗酸化力のあるフィトケミカルを積極的に摂取することで予防ができるとも言われています。

しかし、残念ながらフィトケミカルは、体内で作ることができないので食事から摂取するしか方法はありません。また、加熱しても食材によっては抗酸化力を増す食材もあるので、調理法にも困りません。

私のオススメは、野菜スープやポトフにして野菜をたっぷりいれることです。野菜から出た煮汁も無駄なく飲み干すことができます。

ぜひ、この時期の食生活にフィトケミカルを意識して摂取してみましょう♪」


ポトフやラタトゥイユも良いですね♪

いきいきした季節の野菜からはエネルギーをもらえるし何より美味しいですよね♪

身体を冷やさないあたたかいスープは更に良さそうです。

今夜の献立が決まりました♫