仁生堂薬局のはてなぶろぐ

日々の健康管理のはてなに答える

幸せホルモンを分泌させよう♪

前回のブログでも書きましたが、最近「コロナうつ」という言葉を耳にします。

正式な病名ではないものの、コロナをきっかけに症状が出てしまいます。

 

極度な不安から、気の落ち込み、意欲減退、不眠、食欲不振など人によって出る症状は様々です。

もとからこのような傾向がある方は、コロナをきっかけに症状がひどくなる方もいるそうです。

残念ながらすぐに解決する方法はありませんが、症状を良くするホルモンがあります。

それは、脳内から「幸せホルモン」が分泌されるのをご存知でしょうか。

 

楽しい事や身体にいいことをすると、体内で幸せホルモンが分泌されます。

この幸せホルモンの一つに「セロトニン」というホルモンがあります。

セロトニンは、ストレスを緩和して落ちた気分を前向きにしてくれます。

自律神経のバランスを整えてくれる働きもあります。

 

では、このセロトニンを増やすにはどうすればいいのでしょうか。

セロトニンの原料になる「トリプトファン」という必須アミノ酸があります。

必須アミノ酸は、体内で合成ができないため食事から摂取するしかありません。

 

オススメの食材は、大豆製品(豆腐・納豆・味噌)、乳製品(ヨーグルト・チーズ)赤みの肉、魚、ナッツなどに多く含まれています。

 

私のオススメは、味噌汁です。

味噌は医者いらず…なんていう言葉がある位、健康に大きく関係しています。

味噌汁をオススメする理由は、①発酵食品であること②具材も選べて身体に良い③体温上昇…などいいことづくしです♪

 

①発酵食品は、腸内環境良くします。腸内環境(町内環境)が整っている(安全)と心も落ち着きます。

腸内環境が整っていると、お通じが良いだけでなく集中力を高めたりイライラしなかったりと精神が安定します。

さらに免疫力も高めてくれるので、毎日の食事に味噌汁は欠かせません。

 

②具材は豊富に入れることができます。1パターンではないので飽きることなく毎日飽きることなく楽しむことができます。野菜・キノコ・豆腐・海藻・魚・肉…考えたらきりがありません。

 

③コロナウイルをきっかけに検温する方が増えています。37℃以上かチェックする目的もありますが、普段から平熱を知ることは健康のバロメーターにもなります。

最近は、食事や生活環境により低体温の方が非常に増えています。男性でも不調の原因が低体温からくるものがあります。体温が低いと、免疫力だけでなく代謝も下がり肥満にもつながります。

この機会に生活習慣を見直して、平熱36℃~36.5℃を目指しましょう。

 

最後に、セロトニンは「メラトニン」というホルモンに変わります。

良質な睡眠をとるためには、メラトニンが必要です。

寝つきが悪い方や睡眠時間が短い方(ショートスリーパーの方は別)、寝起きが悪いという方はメラトニンが十分に分泌していない可能性があります。

睡眠は、疲れた身体をリセットするだけでなく修復する時間でもあるので人間にとってとても重要です。

私は1日の始まりは睡眠から…と思っています。(日が変わる時間は夜中ですから)

 

何か不安がある方、不調を感じる方、セルフケアをしたい方、お一人で悩まずぜひ仁生堂へお越しください。

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