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2021年の運気について

みなさん遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
漢方部の安在です。
 
今年は124年ぶりに2月3日が立春です。

立春から1年が始まるのですが、微調整のため1日早くなります。節分は2月2日となります。
 
今年の運気は「土運不及」の年です。
ちなみに、昨年は「金運太過」で「肺」のトラブルが起きやすい年だったのですが、残念ながらコロナが蔓延してしまいました。
 
東洋医学では、5つに物事を分けて考える五行説があります。内臓も五臓六腑に分けると、臓は肝・心・脾・肺・腎、腑は胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦になります。
今年は、五行説では「土」ヒトの五臓では「腎」になります。東洋医学では、「腎」は腎臓だけだはなく、子宮や膀胱、そして生命維持するための大事な機能を含んでいます。この「腎」の働きが及ばないのです。
 
具体的には、腎臓・膀胱・足腰・骨や関節・子宮などの病が起こりやすいです。
恐れやすくなって、「気」が突き上げて動悸や目眩や肩こり頭痛もおきやすくなります。
特に土用(一年に4回あります)には、「土」が抑えられて弱くなる時期の上に
「土運不及」の年なので、十分体調に気をつけましょう。
 
食べ物では、甘いものの摂りすぎや食べ過ぎなどで、さらに「腎」を弱らせるので注意しましょう。
黒いものは「腎」を補ってくれるので、黒豆や昆布・ひじき・海苔・黒ゴマなどを意識して食べると良いでしょう。
 
自然界では、水に関する災害が起きやすくなりそうです。
 
どうか、2021年はコロナが落ち着き平穏な年になりますように・・・
 

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