仁生堂薬局のはてなぶろぐ

日々の健康管理のはてなに答える

体温は体調のバロメーター!?

コロナウィルスの感染症対策により、毎日検温する方が増えたと思います。

今までは自分の平熱を知らなかった方も多いのでは。

 

体温は起床時が低く、夕方になると朝方より高くなります。

1日の中でも体温は変動します。

 

体温は体調のバロメーターともいわれ、低体温の方は免疫が下がり不調につながります。具体的には、風邪をひくことが多い、頭痛や肩こりなどの症状が慢性的にある方は低体温が関係しているかもしれません。

低体温の原因には、食生活の変化や運動不足による筋肉量の低下が大きく影響しています。

ちなみに理想体温は36.5℃~37℃で、36℃以下の方は要注意です。

とくに平熱が35℃代は、がん細胞が最も増殖する温度なので、すぐにでも体質改善にとりかかることが必要です。

体温が1℃違うだけで基礎代謝は10%以上落ちるそうです。毎日の生活で、10%違うと、仮に同じ生活をした場合に、体重の変化がない方と太るりやすい方が出てきます。

摂取している量が同じでも、代謝が低いというだけで消費する量が少なくなり、結果体に脂肪がつきやすくなります。

※コロナ太りで気になる方は…http://babajin.hatenablog.com/entry/2020/10/12/164843

 

●体温を上げるための3つのおすすめ生活習慣

 

①適度な運動を続ける

激しい運動をたまにするよりは、ウォーキングのような30分以上かけて歩くような習慣を身に着けることが大事です。日常の中でも、エスカレーターやエレベーター、または車やバイクを使うより歩ける距離は歩くことです。

 

②食事の内容

調理方法ではなく、素材そのものがもつ「体を冷やす・温める」働きがあります。

体を温める食べ物には、ニンニクやしょうがや味噌などがあげられます。

お酒ではビールより日本酒の方が体を冷やしません。マヨネーズやドレッシングより醬油の方が原料から見ると体を冷やさない働きがあります

細かく覚えるのが大変という方は、温かい国で作られるものは体を冷やすものが多く、寒い国で作られるものは体を温めるものが多いということです。

 

③シャワーより入浴・サウナ

面倒くさいなどの理由でシャワーで済ませる方も多いと思います。

夏場に比べて冬場は浴槽につかると思いますが、シャワーと違って芯まで温まります。

楽しみの一つとして、入浴剤も種類がたくさん出ているので選んでみてはどうでしょうか。

最近では、「サウナー」と呼ばれる方が増えており、サウナ目的で銭湯に行く方もいます。

好きな方は、地方各地のサウナを回り、旅行を兼ねて楽しんでいます。