漢方薬と西洋薬の違いについて
みなさんこんにちは、仁生堂漢方部の安在です。
このところ急に寒くなりましたね。
風邪をひかないようにお気をつけください。
今回のテーマについてご説明します。
簡単に言うと、西洋薬は症状を治す対症療法
漢方薬は病の原因を治す根本療法
例えば、頭が痛い時に西洋薬では痛み止めをのみます。
漢方では、痛みの原因をみつけてお薬を考えます。そこで、病の原因を見つけるために、いろいろな情報をあつめます。
〇望診 外観・顔色・皮膚・舌
〇聞診 声や息・お腹などの音
〇問診 その方についていろいろと質問します。
病の事だけではなく、お食事や生活の様子・お仕事や家庭の様子など様々なことをお聞きするので、時には1時間位かかることもあります。
これがとても大事なので、意外な事が原因ってこともあるのですよ。
その方に合った漢方薬をのむことで体質改善していき、時には違う症状も良く
なったりします。
西洋薬と漢方薬。それぞれ長所・短所があるので上手く使いたいですね。